故人の使っていた携帯(あるいは当時の自分の携帯)は、いま、どうなっているでしょうか?

おそらく、在りし日の思い出の写真、メールなどをたくさん中に抱えたまま、どこかの引き出しで眠っていることと思います。しかし、長い間置いておいた携帯は、電池パックの劣化により起動できなくなってしまっていることが多くあります。

そんな動かなくなった携帯を専用の機器で再起動させてくれ、携帯に残っている写真があればプリントアウトしてくれるイベントが日本各地で定期的に開催されています。au主催の「おもいでケータイ再起動」というイベントです(au以外の機種もOKです)。

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サイトの中に、いくつか参加者のエピソードが紹介されています。その中から故人やペットとの大切な思い出を甦らせた人たちのエピソードを紹介します(動画はauのサイトでご覧ください)。

episode 1 「母の声を、もういちど」

9年前に亡くした母親の肉声が残っていないかと当時の携帯電話を持ち込んだ娘さん。一件の留守番電話を見つけ、懐かしい母の声に涙ぐみます。

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episode 10 「息子の成人式」

夫を亡くして以来、働きながら子育てをしてきたお母さん。当時の夫の写真や、苦労して育て上げた息子の成人式に撮った写真が出てきて・・・。

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episode 4 「戻ってきた愛犬」

むかし飼っていた愛犬の写真。病気がちだったけれど、それでもそばで懸命に生きてくれたことを思い出して、愛犬家の女性は、懐かしさに涙をにじませます。

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そのほかにも、動画はありませんが若くして亡くなられた娘さんの思い出の写真が甦ったエピソード(episode6)があります。


懐かしい写真などは、当時の気持ちをありありと思い出させてくれ、心を温めてくれるものです。
つかの間であっても、幸せな思い出を味わうことができると思います。

引き出しの奥に眠っている起動できない携帯があれば、このサービスを利用してみてはいかがでしょうか。参加費は無料です。

詳しくは下記のauのサイトをご覧ください。イベントの概要、開催スケジュール、参加者のエピソードなどが載っています。

[おもいでケータイ再起動]
https://www.au.com/omoidekeitai/